うちには、赤茶色のボーダーコリーがいます。
名前はLAKI(ラキ)、11歳です。
子犬の頃からずっと一緒。
今でも元気で、お散歩に行くと毎回のようにリードを噛んで
「引っ張りっこしようよ!」と楽しそうに誘ってきます。
このやんちゃっぷり、年齢を忘れそうになります。
でも最近、ふと考えるようになりました。
『あと何年、一緒にいられるんだろう』って。
歩くペースが前よりちょっとゆっくりになったり、昼間の寝る時間が長くなったり。
ちょっとした変化だけど、10歳を過ぎたあたりから、日々の時間の流れが、なんだか特別に感じるようになりました。
今こうして一緒に過ごせることが、当たり前じゃない。
だからこそ、できるだけ名前を呼んで、たくさん撫でて、思いっきり遊んであげたいなって思います。
日常には、楽しいことだけじゃなくて、落ち込む日やしんどいこともいろいろありますよね。
人間同士だと、お互い気を遣ったり、距離をとったりもしますが、
LAKIはどんな日でも、玄関でしっぽをフリフリ、全力で迎えてくれます。
私の気持ちが晴れていなくても、何も変わらずそこにいてくれる。
その姿を見ると、心の奥にそっと灯がともるようなあたたかさを感じるんです。
今日もそこにいてくれて、ありがとう。
そう思える日々が、今の私にはとても大切です。
これからもずっと、できるだけ長く、そのしっぽを元気に振っていてほしいなと願います☆彡
